【スタッフ日記】血の繋がっていない家族

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

我家には、ペットと呼ぶには余りにも付き合いの長い家族の様なインコがいます。キボウシインコという種類の中型インコです。

この大きさのインコの知能は人間の5歳児くらいと言われています。一緒に生活しているワタクシもそれは確かだと思う事が良くあります。

彼女(たぶんメス)は、いまから36年前、ワタクシがまだ学生のハナタレ小僧だった頃にワタクシの父親が購入して我家にやって来ました。それ以来、彼女はワタクシがサッカーの応援で騒いでいる時も、ギターを弾いている時も、高校を停学になって自宅謹慎している時も、常に傍らで、居間に設置した小屋からワタクシ達の生活全てを見守って来ました。我々が笑えば一緒にケラケラと大声で笑うので、いつも存在を意識させられます。それどころか、サッカーの得点シーンでは、『やった~!』という我々以上にギャーギャー騒ぎ、ギターを弾くと隣でピーピーと唄い、必ず我々の生活に積極的に参加して来ます。毎日、家に帰れば誰よりも早く『お帰り!』の挨拶をしてくれます。

恐らく今ではワシントン条約などの問題もあって国内繁殖以外には手に入らないと思いますが、我家に来た当初は、まだ生まれたての小鳥でした。赤ちゃんだった彼女に注射筒に入れた粉ミルクを流し込みながら育てましたが、今考えると、哺乳類でもないインコに粉ミルクを与えて良かったのか?甚だ疑問です。それ以来、彼女の食事は滅茶苦茶です。
本来、この種のインコは果実やヒマワリの種などを主食とするのですが、彼女が今まで何を食べて来たかと言いますと、我々の食事と同じものを1日3食たべています。 特にお気に入りはカレーライス、うどんと納豆ご飯です。卵ご飯とカルボナーラも大好きです。
食べる時間も正確で、いつもの食事の時間を過ぎてもご飯が運ばれて来ないと、この世の終わりかと言うくらいの奇声を発して催促します。彼女の存在を知らないご近所の皆さんはこの奇声を何だと思っているのでしょう。。。
でも、1回「もうちょっと待ってね!」と声を掛けると、その後は我慢して大人しく待っていてくれます。36歳にもなれば言葉もほぼ分かっている気がします。わがままなところもあって、鳥のクセにご飯が少し暖かくないと食べません。冷たいうどんだと、小屋の中で食事の入ったお皿をブン投げて不満を露わにします。逆に美味しかった時にはオカワリを要求してきます。

また彼女の中では、我家の中での序列も明確です。
彼女の序列トップはワタクシの母。もう体をわしづかみにされてもひっくり返されても全身水洗いされても何の抵抗もしません。

その次がワタクシの妻。肩に乗って家中を巡るのが大好きです。

そして3番手が自分(インコ)

4番手にようやくワタクシです。機嫌が良いと頭を撫でさせてくれますが、調子に乗っていつまでも撫でていると、親の敵の様に思いっきり噛み付かれます。そうなると流血必至。クチバシで木の実も砕く顎力ですから、目から星が出るほど痛いです。なので、ワタクシとは常に微妙な距離感を保っています。下の写真は、ワタクシに背を向けていますが、油断せずにしっかり視線はワタクシを捉えています。

そして我家の序列最下層にワタクシの父親、我家の主が位置づけられています。
ワタクシの父は、小屋のそばを通るだけで、小屋の中からガンガンと攻撃され、威嚇されています。それもかれこれ30年以上続く日課です。我家の序列を完全に間違えて30年以上生活をしています。

とはいえ、程ほどに賢い彼女は、本気を出せば小屋からの脱出も可能です。たまに勝手に小屋の鍵を開け脱走して、玄関を散歩し、ワタクシの母を探して家中を探索している姿に出くわして驚く事があります。普段飛んでいないので、家の中でも歩き回るのが常です。母を見つけると足から登って肩で落ち着きます。

↓脱走中

ワタクシには容赦なく噛み付きはしますが、なんともユニークで癒やしてくれる家族です。人間と同じ塩分過多な食事をとり続けているので健康状態は気になるものの現在至って健康体、恐らくこの先、まだ何十年か一緒に過ごす事になりそうです。

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