【スタッフ日記】足湯 (足セラミック?)
みなさまこんにちは、安ちゃんです。 早いもので年の瀬です。
この一年、みなさまにとってどの様な年でしたでしょうか?
コロナも落ち着き、日常が戻って来た今年はみなさまにとりましても沢山の思い出が出来た年ではないでしょうか?
ワタクシはお陰様で今年も全国各地、出張に次ぐ出張で、各地の皆様とのご縁を頂き充実した1年を過ごすことが出来ました。
そんな先日、奈良に出張に行った際にホテルのロビーで見つけたナイスアイテムが、セラミックボールに足首を差し込んで温まる足湯です。
半信半疑で足をうずめてみると、それはそれは、素晴らしい!出張の疲れを吸い取ってくれるような癒しの世界でした。
そこで頭に浮かんだのが私の父親。老人の為、末梢血管、或いは末梢神経の老化によって真夏でも足が冷たく、ガタガタと震える姿を常に目にしていますので、「これだ!!!!」と思いました。
早速、セラミックの足湯につかりながら、通販サイトでセラミック足湯を検索。
ついに見つけました!!
お値段、ン十万円。。。。。
スマホを手にしたまま暫く天を仰ぎました。。。。
父親には足の冷えは我慢して貰いましょう。。。。
と思って過ごしていたのですが、先日、『自作するぞ!!!』
と思い立って早速図面を書いてホームセンターへ。
まずは厚手のべニア板を組み合わせて箱型の物体を作ります。
箱の下には移動しやすいようにキャスターを取り付けます。
あいにくべニア板の内側はささくれ立っていて、足がチクチクするので、アルミテープで覆いました。もしかしたら反射熱による保温効果も発揮してくれるかもしれません。
ここまで出来たら早くも完成したも同然です。
ただし、熱源をどうするか???? これには少し悩みました。
電熱コンロ??? 多分足が焼けますね。。。箱に火が着くかもしれません。。。
さんざん悩んだ挙句、電気アンカの電熱線を使うことにしました。
最大65度で制御するサーモスタットとヒューズ付きです。
セラミックに熱を伝える程よい温度で、発火の心配も無く安心安全です!!
早速電気アンカを取り寄せて、身ぐるみ剥いで電熱線だけにします。
そして、電熱線を箱の底に敷いたら、その上から熱伝導率の大きい銅板でカバーします。
足が直接に熱線に触れない為と、銅板で熱を効率的に広げる目的です。
銅板をアルミテープで貼って、熱源の完成です!
ん? 雑過ぎですか? もちろん実用重視、見た目はまったく気にしません。
どうせ爺さんが足を突っ込むだけの用途なのです。
そして最後!セラミックボールを敷き詰めます。
セラミックボールが意外に高価なため、購入をためらいましたが、ここまで作ってセラミック入れなかったら、何のための箱なのか分かりません。思い切って購入。
早速テストしてみましたが、完璧な出来!
足首から下がポッカポカ。
遠赤外線が良い仕事をしてくれます。
これで父親孝行が一つ出来ました。毎日喜んで使っています。