【スタッフ日記】ブルーライトカット眼鏡

みなさまこんにちは、安ちゃんです。

巷で良く聞く「ブルーライトカット眼鏡」、お使いの方も多いと思います。

ブルーライトとは、パソコンやスマホ画面で使われるLEDライトから強力に発せられる可視光線(目で見える光線)です。UVカットとは、目に見えない紫外線をカットするもの。ブルーライトは、人の目で見える光線の中で最も波長が短く、眼球の表面にある角膜や水晶体では吸収されず、網膜まで到達して眼球を痛める原因となります。

また、医学的には眼球を痛めるだけにとどまらず、目の疲れ、睡眠障害、精神障害、そして肥満や糖尿病の誘発原因にも指摘されています。従いまして、目の善し悪しに関わらず、現代人はブルーライトカット眼鏡の着用を推奨されているのです。

ワタクシ、生活している時間の殆どをスマホやパソコンで、このブルーライトを浴びながら生活していますので、
“ ワタクシが、近年勢いよく肥満化していく原因はこれか!”
と疑いましたが、よくよく考えてみると、ワタクシ、何年も前からブルーライト眼鏡を掛けておりましたのので、原因は他にあるようです。。。

ただ、この眼鏡を掛けていて、どれだけブルーライトカットの効果があるのか???という素朴な疑問がありました。

そこで! ワタクシ実験しました!

魚釣りが趣味のワタクシは、沢山のルアー(メタルジグという鉛製の疑似餌)を持っています。殆ど手作りで自作した物の為、1つ1つワタクシなりに創意工夫して、魚が食べ易い(お腹が空いた魚の気持ちになって食べたくなる様なルックス)、一際目立つルアーにする為、水深の深い海中でも見える様、光るルアーを沢山作っています。

光らせる方法は2つ。①夜光塗料(蓄光塗料)を塗る ②蛍光塗料を塗る。

①の夜光(蓄光)とは、紫外線(UV光)ブルーライトなどを吸収して、真っ暗闇でもルアー自らが発光するものです。

②の蛍光とは、紫外線ブルーライトなどの短波長域の光に反応して発光するものです。海の中では、赤い光は水深5メートルほどで吸収されてしまい、海の中は青い世界になってしまいます。

ここで一つ、余談のクイズです!

深い海に生息する魚に赤い魚(金目鯛、ノドグロなど)が多い理由は何故か?お分かりでしょうか? ヒントは上に書いてあります!

答えは!? 赤い光は水深が深くなるにつれて届かなくなります。
すると赤い魚はどの様に見えるでしょうか?

こたえは『黒』です。

地上では派手な赤い魚も深海では黒く、深海の暗闇に紛れる保護色になるのです。それならば、初めから黒い体色の方が良いのでは?という質問はしないで下さい。。。ちなみに黒い深海魚も多いです。。。

–余談おしまい–

さて、上記の事から、赤い色が吸収された海が青く見えるのは再度説明するまでもありませんが、ルアーを青い光(ブルーライト)に反射するように作る事によって深い海でも魚がルアーを見つけやすくなるのです。

それでは実験その1。
ルアーにブルーライトを照射してみましょう!
(ルアーの出来映えを確認する為に普段からブルーライトを使っています。)


ブルーライトに反射して光っているのは、蛍光塗料を塗ってあるルアーです。強く発光している様に見えます。

そして、実験その2!
ブルーライトの前にワタクシのブルーライトカット眼鏡をかざしてみます。

いかがでしょう?
ブルーライトの光がカットされて、微かな白い光だけになっています。
そして、蛍光塗料を塗ったルアーも全く発光していません。
※光っているのは、先程ブルーライト照射時に蓄光した①の夜光ルアーだけです。

いかがでしょうか? ブルーライトカット眼鏡の効果を明らかに確認する事が出来たのでは無いでしょうか?

パソコン画面やスマホからブルーライトを1日何時間も、何年も継続して受け続けるのは眼球への影響は避けられないと思います。近眼でなくてもブルーライトカット眼鏡を掛ける事は大切かもしれません!

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